診療内容
MEDICAL
以下に対応しております
- コルポスコープを用いた子宮頚部がん検診・異形成フォローアップ・生検
- 子宮頚管ポリープ切除術
- 外陰バルトリン腺腫開窓・固定術
- 排卵の予測および排卵誘発(クロミッド®内服等)とタイミング療法
- ウォーレスペッサリーを用いた子宮・膀胱脱整復と尿漏れ治療
- 外陰尖圭コンジローマの薬物治療および液体窒素による焼灼術
- 子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣嚢腫など各種婦人科疾患の評価・フォローアップ、薬物治療
以下には対応しておりません
- 分娩および中絶手術
- 体外受精および人工授精
- 子宮頸部円錐切除および蒸散術
- 子宮鏡検査
- NIPTおよび羊水検査
基礎体温について
小鳥は卵を産むとすぐにお腹の下で温めます。私たちは哺乳類ですから、排卵するとすぐに自らの体温を上げて卵を温め、培養します。
これを拾うのが基礎体温です。体温を高く保つのはたいへんな仕事ですからお腹が空きます。
そのほかにも色々な身体の変化が起きますが、これは卵巣から放出されたホルモンの血中濃度変化のためです。
高温期の長さは誰でも2週間弱で、妊娠が成り立たないと月経がきて低温期に戻ります。
低温期の長さは個人差があって、これは月経発来から排卵までの卵の発育スピードを反映していると言えましょう。
月経不順
日本人の月経周期の95%タイルは25~38日周期です。
3ヶ月以上月経がこない場合に無月経と呼び、責任病巣によって大きく、視床下部性・下垂体性・卵巣性・子宮性に分けることができます。一方、月経が頻回の場合は月経以外の出血の併発、貧血の可能性が問題になってきます。月経不順の治療は、患者さんの背景から決まっていくことが多く、思春期(発達過程)か否か、挙児希望があるか、それは現在か将来か、等によって違ってきます。
婦人科がん検診
子宮がんには頸がんと体がんの2種類があります。
子宮頸がんは進行するまで出血などの症状がありませんが、検診が大変有効です。大多数の子宮頸がんの発症にはヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染が関わっていると判明しています。HPVワクチンは、2013年から2022年まで積極的な勧奨が一時的に差し控えられていましたが、以降は 勧奨 が維持されています。
子宮体がんはごく初期から不正出血をみることがほとんど(95%以上)で、検診はあまり一般的ではありません。
卵巣がんは罹患率が低く(人口1万対で約2例)、進行して腹水が溜まるまで気づかないことがほとんどです。
卵巣を直接検査するのは難しいので、内診や超音波断層検査で腫大がないか間接的にチェックします。
更年期かもしれない
卵巣からの女性ホルモン(主にエストロゲン)が枯渇すると閉経に至ります。丸一年月経がない状態をもって閉経と判定します。
人間は生殖能がついえても生存しますが、そのような動物種は珍しいようです。分からないことが多い領域でもあります。
女性ホルモンの血中濃度が落ちますと、受容性や落ち着きがなくなったり、悲観的になったり、ほてりや発汗がみられたり、と多様な症状が現れます。しかし逆に、ホルモンが補充されれば本来の自分を取り戻せるのです。また、長期的には骨粗鬆症の予防、脂質代謝の維持にもつながります。もちろん治療に際して婦人科がんや肝障害を防ぐ等の留意点はありますが、以前より薬剤の多様化が進みました。どうぞご相談下さい。
子どもがほしい
排卵日にタイミングをとると、妊娠するなら大体半年以内に妊娠し、以降はあまり伸びないと言われています。
当院は妊活のファーストステップ・ステップダウンでお役に立ちたいと考えております。
具体的には、フーナー検査(性交後の女性生殖器内に運動精子が存在するかを調べる検査)、タイミング療法(排卵を予測・誘発してそのタイミングをご案内)です。
この2つにはまだ工夫の余地があると考えております。
なお、精液検査、卵管機能検査、人工授精、体外受精には当面非対応です。他施設をご案内させていただきます。
ピルについて
OC(自費ピル)
望まない妊娠を避けるために継続的に内服します。当院ではトリキュラー®、マーベロン®、およびその後発品(ラベルフィーユ®、ファボワール®)をご用意しております。今は様々な避妊法・ピルがありますので、相談の上最適な方法を選びましょう。
LEP(保険ピル)
日本人については避妊効果の検証が充分になされていません。
月経周期の初期から内服を継続することによって子宮内膜の肥厚や排卵を抑制し、月経の出血量を抑えて生理痛を和らげます。また、にきび・PMS(月経前症候群)・月経不順等の改善、子宮内膜症の発生・進行の予防が期待できます。
上記2者は副作用に深部静脈血栓症(0.04-0.12%)がありますので定期検査・生活アドバイスを行います。
また、ピルの内服が適さない方にはミニピル(黄体ホルモン製剤)を選択することができます。
アフターピル(緊急避妊ピル)
アフターピル(レボノルゲストレル®など)は避妊のない性交の後に妊娠を回避するためのもので、72時間後までに単回内服します。できるだけ早い方が避妊効果が高いとされています(24時間内95%、48時間85%)。また、従来法(ヤッペ法・プラノバール®2Tを2回)より避妊効果が高く、嘔吐・頭痛などの副作用出現率が低くなっています。
価格表
低用量ピル |
|
|
---|---|---|
アフターピル | レボノルゲストレル® (ノルレボ後発品) |
8,800円(税込) |
子宮頸がん 予防ワクチン |
|
|
避妊リング | ミレーナ® | 自費の場合 装着 48,000円 抜去 12,000円 |
ミレーナ以外の避妊リング抜去 | 12,000円(税込) |
検診・予防接種
- 中野区子宮頸がん検診を行っております。
- 杉並区子宮頸がん検診については令和7年6月より行います。
- HPVワクチンの定期・キャッチアップ・任意接種を行っております。
- 杉並区高齢者インフルエンザの予防接種を行っております。
- インフルエンザの任意接種も行っております(4000円)。
- 杉並区の風疹抗体検査・予防接種の契約医療機関です。
- 予防接種は予約をお願いします。